Crauの無農薬栽培
(「Domaine les bastidettes」 をオリーヴオイル専門店のfad oli で売っていた時は製品名が「CROU」でした。この時のオーナーとの会話をそのまま残しています。)

Crau Provencale (以後C.P.)を作っている農家さんは、どのようにして、無農薬を実現しているのかを、C. P を販売しているFad'oli(ファドォリ)のオーナーのヤンさんに聞いてみました。

山田:C.Pの農家さんは、どのようにして、無農薬栽培を成功させているのですか?

ヤンさん:畑の作物がなぜ虫にやられるかというと、そこに虫の敵がいないから。畑は、木を倒し、自然の状態を壊してしまう。 C.P.の農家さんは、その破壊された自然を畑の間に作ったんです。

山田:自然をですか?

ヤンさん:そう。木を植えるんです。オリーヴ畑の合間に木を植えて森をつくるんです。すると、その木に、鳥たちが住み、虫を食べてくれるんです。

山田:なるほど〜。すると、自然の力で、オリーヴの木も守られるんですね。

ヤンさん:そうです。そして、除草剤をつかわないんです。

山田:除草剤というと、雑草などが生えないようにするものですね。それを使っていない。それは、植物にとってとてもいいことですよね。

ヤンさん:植物だけじゃないんです。除草剤を使っていないため、草の中に、虫が住み着きます。オリーヴの木にはオリーヴバエが来るのですが、この虫の中に、オリーヴバエを食べてくれる虫がいてるんです。

山田:とっても、自然体ですね。ますます、オリーヴオイルがおいしく感じられますね。

ヤンさん:このオイルがおいしいのは、これだけではないですよ。農家さんの植物に対するやさしさが、そのままオリーヴオイルにでています。

山田:といいますのは?

ヤンさん:木は水がかれると苦しみます。この苦しみは、苦味となってオイルの味につながります。しかし、この農家さんは、オリーヴの木を苦しめないように、常に少しづつ水をあげているのです。そのため、オリーヴオイルのまろやかな苦味の少ないオイルが出来上がるのです。

山田:そうなんですか。C.Pの農家さんは本当にオリーヴの木の事を思って常にお世話をしておられるんですね。その思いが、無農薬につながり、自然のサイクルにつながっていくのですね。

いろいろと、おしえてくださり、ありがとうございました。