オリーヴオイルの等級って何?
日本で販売できるオリーヴオイルは日本農林規格(JAS)により酸度が2.0%未満ときめられており、エクストラバージンオリーヴオイルとピュアオリーヴオイルの2つです。
しかし、国際的には、国際オリーヴオイル協会(IOOC)というところで規格が決められており、下の表のように分類されています。
分類 | 等級 | 酸度 | その他
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| ①ヴァージン・オリーヴ油 | エキストラ・ヴァージン・オリーヴ油 (日本で販売可) | 0.8%以下 | 完璧に非のうちどころのない風味 |
ファイン・ヴァージン・オリーヴ油 | 2%以下 | 完璧に非のうちどころのない風味 |
クーラント・ヴァージン・オリーヴ油 | 3.3%以下 | 良い風味 |
ランパント・ヴァージン・オリーヴ油 | 3.3%を超えるもの | 風味に問題あり |
| ②精製オリーヴ油 | | 0.5%以下 | ①を精製したもの |
| ③オリーヴ油(ピュアオリーヴ油) | (日本で販売可) | 1.5%以下 | ①のランパント以外のオイルと②をブレンド したもの |
| ④オリーヴ残渣粗油 | | | オリーヴオイルの採油粕から溶剤を使って抽出したもの |
| ⑤精製オリーヴ残渣油 | | 0.5%以下 | ④を精製することによって得られた油 |
| ⑥オリーヴ残渣油 | | 1.5%以下 | ①のランパント以外のオイルと⑤をブレンドしたもの
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酸度とは・・・通常、油脂はグリセロールに脂肪酸が3分子くっついている(トリグリセリド)。しかし、グリセロールについていない遊離脂肪酸というものがあり、この遊離脂肪酸の量が<酸度>を決めます。遊離脂肪酸の量が、少ないほど油脂の価値は高くなります。
エキストラバージンオリーヴオイルとピュアオリーヴオイルの使い方の違いは?
エキストラバージンオリーヴオイル・・・
エキストラバージンのなかにもいろんなランクのものがあります。高級なもので、その風味がよく、じっくり味わいたいものは、料理の仕上げにサッとかける、生食でドレッシングなどの代わりに使うのが一番です。サッと炒める程度であれば、風味もあまりとびませんが、長時間の加熱では、どんど風味がとんでしまいます。また、同じくエキストラバージンであっても、風味やコクがあまり感じられないものは、炒め物にも揚げ物にも使ってOK です。但し、未ろ過のエキストラバージンオリーヴオイルは、天然の成分が多く、煙の出はじめる温度が低いため、揚げ物には向きません。低温非加熱、生食で、食べましょう。(ちなみにFad'oliのCRAU PROVENCALEは、未ろ過です.)
ピュアオリーヴオイル・・・
ピュアオリーヴオイルは、精製オリーヴ油とヴァージンオリーヴ油がブレンドされたものです。オイルを精製していますので、エキストラバージンにくらべて、香りなどの風味はマイルドです。また、価格もお手ごろですので、揚げ物や炒め物にもジャンジャン使えます。ピュアオリーヴオイルで調理して、最後の仕上げにエキストラバージンオリーヴオイルを回しがけすると、オリーヴたっぷり、お財布にもやさしいオリーヴオイルの使い方ですね。
また、風味がマイルドなため、どんなお料理でも使っていただけます。
精製されていますが、精製後もビタミンE などはかなりの割合で残っています。ビタミンEは、体が酸化されるのを防いでくれる働きがあり、大切なビタミンです。
オリーヴオイルの特徴はなんと言っても、オレイン酸が豊富に含まれていることです。
オレイン酸の語源は「オリーヴオイルに豊富に含まれている脂肪酸」というところからきたとも言われています。
オレイン酸の量は70%以上といわれています。
オレイン酸は脂肪酸の一種で、不飽和脂肪酸といわれるものです。不飽和脂肪酸には、いろいろあり、1価の不飽和脂肪酸、多価の不飽和脂肪酸などがあります。オレイン酸は1価の不飽和脂肪酸であり、多価の不飽和脂肪酸に比べて酸化されにくく、安定しています。
ですので、熱にも強く、日持ちします。
また、フランスの市場に出回っているオイルは、良くないとされている飽和脂肪酸(パルミチン酸、ステアリン酸)の割合が比較的少ないと言われています。
そして、リノール酸、リノレン酸などの必須脂肪酸を含み、ビタミンEなどの微量成分(天然抗酸化物質)を含んだ非常に健康に良いオイルといえます。
オリーヴオイルの保存方法は?