オリーヴオイルはジュース

オリーヴオイルはどうして身体にいいって言われてるの?

理由はいろいろですが、作り方もその一つです。

オリーヴオイルの作り方 ーエキストラバージンー

オリーヴオイルの作り方は、まさにジュースです。オリーヴの実を摘み、選別・洗浄し、実を砕いて搾ります。その後、水分と油分に分離させ、油分(オリーヴオイル)だけをとってつくります。オリーヴの実には沢山の油分が含まれていて、圧搾するだけで油がとれます。そのままで、味も香りもいいので精製をしなくていいのです。また、良質のオリーヴオイルは、熱をかけないコールドプレス法という方法でオイルを搾ります。そうすることで、熱に弱い成分も失われることなくオイルにとどまらせることが出来るのです。これらの成分は微量で、色素だったり、芳香性の成分であったり様々です。身体に良いと言われているポリフェノールもその一つです。このようにたくさんの微量成分の中には天然の酸化防止剤を相当量含んでいるので、この作用が私たちの身体の酸化を予防するのに役立っていると考えられています。

なるほど、精製していないから、身体に良い微量成分がたくさん残っている。ということなのね。

そうなんです。精製の過程で失われるものって多いんですよね。

ただ、日本には「エキストラバージン」以外にも「ピュア」や「ポマース」といった精製したオリーヴオイルも少なからず売られていますので、健康を考えて食べるなら、絶対に「エキストラバージン」を選んでくださいね。

あら、そんな種類もあるんですか?

そうなんです。

オリーヴオイルには製法や酸度の違いで種類が細かく分かれています。

その中で、日本に入ってきているのは、「エキストラバージン」「ピュア」「ポマース」の3種類です。

なんだか、ややこしいわね。

難しく考えなくて大丈夫です。

「エキストラバージン」は精製されていないジュース。

「ピュア」「ポマース」は精製されたオイル。とだけわかっていただけたら大丈夫です。

健康を考えるなら、「エキストラバージン」を選びましょう。
詳しくは「オリーヴの本」(ベルナール・ジャコト著)を読んでみてください。
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